無所属・市民派・2期8年。「どんなときも市民目線」 「どんなときも誰ひとり取り残さない」を信念に活動している村上さとこです。いつも市政へのご意見・ご要望・ご相談、応援をいただきありがとうございます。
「村上さとこさんは イメージカラーがピンクなのですか?」とよく聞かれます。
そんなつもりはなかったのですが、いつの間にかピンクばかりが多くなってしまいました。
今日はその理由をお話いたします。
もう20年以上前の話です。
当時、夫の暴力から逃れるため、醸成相談員や学校のお力を借り 娘2人を連れて見知らぬ土地へ避難しました
しかし その居場所も突き止められ転校先の学校に立てこもるなど騒動があり、自治体や警察が動いたりと大騒動も起きました。
その後に離婚は成立、やっと身体的安全は担保されました。 やっと安堵し、トリプルワークで子育てをしていましたが、生活は大変に厳しく(今より子ども手当てが十分でなかった)、
派遣切りにもあい綱渡りのギリギリの生活でした。
不安定な毎日、見知らぬ土地での孤立や孤独に暗い顔ばかりしていたと思います。
これまでの状況から私は鬱病で精神科にも通っていました。
そんなある日、担当医が言ったのです。
「肌もカサカザだし、暗い顔をしている。もっと栄養のあるものを食べなくちゃいけないし、明るい色を取り入れて見たらどうでしょうか。 例えば…そうピンク」
今から思うと、それは医師からの「自分をもっと大切にしなさい」というメッセージだったのです。
私の持っている服といえば、生活に追われるばかりで着古して擦り切れたグレーや茶系色のものばかりでした。
ピンクはあまりにエネルギーが強く、幸せな人たちが身にまとう色と思われ、当時の私には近づけないまぶしさを放っていました。
しかし、意を決して医師のアドバイスにしたがいました。
はじめはうすいうすいピンクの小さなフェイスタオルから取り入れ、次に部屋を安価なピンク系の端切れで間仕切りしてみたり。 それから少しずつ、すこしずつ、生活の中にピンクを取り入れてみました。 娘2人もピンク化に大いに喜んでくれ母の私も嬉しくなりました。
ピンク色はカラーセラピーにおいて
「愛情」「優しさ」「癒し」を象徴する色で、
ストレスや不安を軽減し、心を落ち着かせる
攻撃性や怒りを抑制する
他者への共感を引き出し、心を開かせる
肯定的な雰囲気を作り出し、人の心をほっこりさせるそうです。
あれから20年。私の心も明るいピンクに負けないようになりました。
その後は思いがけず再婚にも恵まれ、生まれた三女もピンクが好きです。
余談になりますが「林家パー子」さんの底抜けのピンクと笑顔、誰をも幸せにする明るいキャラクター、私も見習いたいなと思います。
私も誰かのお役に立てるよう、気軽に話しかけてもらえるよう、いろいろあったからこそいつも笑顔でいたいと思うのです。